潮騒

潮騒ジョブトレーニングセンター施設長ユタカの趣味の俳句をご紹介
新緑のふくれふくれし雑木山

新緑のふくれふくれし雑木山

(しんりょくの) ふくれふれし ぞうきやま)

 

雑木山は芽吹き、若葉、青葉、黄葉そして冬の枯木と年中姿を変えて楽しいが、詠の様に新緑の頃は山が膨れる様でもあります、私の故郷島根の石見地方は高い山は無く石山が多く雑木山なので冬は縮み芽吹きで膨らむ感じなので、「山々は芽吹きにふくる石見国」があり懐かしいです。

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若き竜一召さるる天も桜散る

若き竜一召さるる天も桜散る

(わかきりゅういち めさるるてんも さくらちる)

 

作者の説明では仲間の逝去の詠とのこと、古来桜は春を告げる花ながら潔く散る武士の哀れも表す。この世の桜も散るが仲間の逝く天国の桜も散る、仲間への哀悼の句で悲しく切哀の思い出もあります。合掌。

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五十路の娘試験合格福寿草

五十路の娘試験合格福寿草

(いそじのこ しけんごうかく ふくじゅそう)

 

何の受験か知れませんが合格は目出たい、庭の福寿草も祝う様に咲く。私も俳句の同人資格を得るため定年後三年東京に通ったが人生何かの目標があると老いても楽しい福寿草の咲き始めは金杯の様でもあり岩井の句です。

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立ちすくむ我も矢面春嵐

立ちすくむ我も矢面春嵐

(たちすくむ われもやおもて はるあらし)

 

春嵐は春疾風とも言いことに関東ローム層の砂塵を巻き上げての嵐には立ち竦む、嵐は九月頃の気候の変わり目にも吹くが春の桜など一度に散らす。矢面に嵐のみならず人事の思いも混めて俳譜の句でもあります。

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ペンノート持ちて句心春の海

ペンノート持ちて句心春の海

(ぺんのーと もちてくごころ はるのうみ)

 

春の海は波も穏やかで遠くは霞んだりして茫洋としていますが、瀬戸内海などではその霞みの島影に句心も生れるし旅の思いも広がる、また鹿島灘の様な沖に何も見えないのも無心の広がりがあり詩心の句です。

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一重八重妻の名も八重水仙花

一重八重妻の名も八重水仙花

(ひとえやえ つまのなもやえ すいせんか)

 

水仙の八重咲きは改良品種が多いが黄色の八重咲きは野水仙より豪華で明るい感じがする。城ヶ島の八重水仙は有名で色は白色である。名も八重に明るい性格の妻を彷彿しまた妻への賛歌の句です。

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浮かび出ぬ文字を掌にこね春浅し

浮かび出ぬ文字を掌にこね春浅し

(うかびでぬ もじをてにこね はるあさし )

 

何か書こうとしても漢字を思い出せない時がある、手の平に書いてみるが違うかも知れない。春もまだ浅く草の芽も出ないのと同じ思いかも知れない。実感の句です。

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春の雨幸福駅に二人旅

春の雨幸福駅に二人旅

(はるのあめ こうふくえきにふたりたび)

 

幸福駅は今は廃線となった広尾駅に観光駅として残る、以前は愛国駅と共に人気になり何万枚ものキップが売れた。その北海道の二人旅で春雨にロマンの句です。

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空梅雨の雲を追いかけ観覧車

空梅雨の雲を追いかけ観覧車

(からつゆの くもをおいかけ かんらんしゃ)

 

大きな遊園地には大観覧車があり、乗ると空へ登る思いになるし綿雲を追いかける気もする、空梅雨で晴れて遠景の山や海もすばらしい、子どもの歓声が聞こえるような句です。

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我が胸に死者の魂生き冬日向

我が胸に死者の魂生き冬日向
(わがむねに ししゃのたまいき ふゆひなた)

永年付き合った友や父母などの人とそれぞれに胸に何時までも思い残る死者はありますが、子や妻は特別に思い深い、句の死者は何方か知れないが、冬の日向の温もりの様に胸に生きている。しみじみとした句です。

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